本シンポジウムは,学会等の枠組みを離れ,超音波関連分野の基礎から応用に携わる研究者が一堂に会し,発表と討論を通じて互いの成果を共有し,学術の進展に寄与することを目的として1980年12月に組織されました。以来,この基本理念を堅持しながらシンポジウムは毎年開催され,今年は第32回目を迎えることになりました。また,シンポジウムで得られた多くの学術的成果は,論文として応用物理学会英文誌JJAPの特集号に収録され,世界的にも高い評価を受けています。また,この学術交流の場を,国内外を問わず,より多くの研究者・技術者に提供するために,英語でのセッションを増やすとともにポスターセッションの英語発表化を進めてまいりました。その結果、昨年は、海外から70名弱の参加があり、少しずつ国際化が進んでおります。 第32回のシンポジウムは,京都大学百周年記念ホールにおいて,2011年11月8日(火)〜10日(木)に開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ちいたします。
第32回超音波シンポジウム運営委員長 門田道雄