本シンポジウムは、超音波関連分野の基礎から応用に携わる研究者が一堂に会し、発表と討論を通じて互いの成果を共有し、学術の進展に寄与することを目的として1980年12月に第1回が開催されました。以来、この基本理念を堅持しながら毎年開催され、今年は第37回目を迎えます。本シンポジウムで得られた多くの学術的成果は、ProceedingsをWeb公開するとともに、学術論文として応用物理学会英文誌Japanese Journal of Applied Physicsの特集号に毎年収録され、世界的にも高い評価を受けています。また、この学術交流の場を、国内外を問わず,より多くの研究者・技術者に提供するために、Proceedingsの英文化、英語口頭セッションの設置等、国際化を進めてまいりました。その結果、韓国、台湾、中国、欧米などからの参加者10 %以上を占め、アジアにおける超音波研究発表の代表的な会議となってきました。
国際化をより一層図るべく、本年度はUSEの歴史上初めて韓国に舞台を移し、釜山にある釜慶大学校において、2016年11月16日(水)〜18日(金)に開催致します。これまで以上に多くの皆様がご参加されるようお願い致します。
第37回超音波シンポジウム
運営委員長 櫛引 淳一, Kang-Lyeol Ha