USE2024開催にあたって
本超音波エレクトロニクスの基礎と応用に関するシンポジウムは、「超音波関連分野の基礎から応用に携わる研究者が一堂に会し、発表と討論を通じて互いの成果を共有し、学術の進展に寄与すること」を目的として1980年12月に第1回が開催されました。以来、この基本理念を堅持しながら毎年開催され、今年は第45回を迎えます。本シンポジウムで得られた多くの学術的成果は、英語講演論文集としてWeb公開しております。更に、regular paper または brief noteとして投稿・採択された学術論文は、応用物理学会英文誌:Japanese Journal of Applied Physics (JJAP) のUltrasonic Electronics特集号として毎年収録され、世界的にも高い評価を受けています。また、この学術交流の場を、国内外を問わず、より多くの研究者・技術者に提供するために、英文講演論文集の発行、英語口頭セッションを実施しています。現在では、韓国、台湾、中国、欧米などからの参加者は10%以上を占め、アジアにおける超音波研究発表の場を代表する会議です。
2024年は、明治大学駿河台キャンパスアカデミーコモン(東京都)にて2024年11月25日(月)~27日(水)に開催いたします。これまで以上に多くの皆様に御参加いただき、共に有意義な時間を過ごすことができることを祈念しております。
第45回超音波エレクトロニクスの基礎と応用に関するシンポジウム(USE2024)
運営委員長 黒澤 実