本シンポジウムは,超音波関連分野の基礎から応用に携わる研究者が一堂に会し,発表と討論を通じて互いの成果を共有し,学術の進展に寄与することを目的として1980年12月に第1回が開催されました。以来,この基本理念を堅持しながら毎年開催され,今年は第34回目を迎えます。本シンポジウムで得られた多くの学術的成果は,論文として応用物理学会英文誌JJAPの特集号に収録され,世界的にも高い評価を受けています。また,この学術交流の場を,国内外を問わず,より多くの研究者・技術者に提供するために,論文集の英文化、英語口頭セッションの設置、ポスターセッションの英語発表化を進めてまいりました。その結果、最近は海外からの参加者が10%程度を占め、少しずつ国際化が進んでおります。本年度のUSE2013は,同志社大学寒梅館において,2013年11月20日(水)〜22日(金)に開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ちいたします。
第34回超音波シンポジウム運営委員長 山中一司