USE2022開催にあたって
本超音波エレクトロニクスの基礎と応用に関するシンポジウムは、「超音波関連分野の基礎から応用に携わる研究者が一堂に会し、発表と討論を通じて互いの成果を共有し、学術の進展に寄与すること」を目的として1980年12月に第1回が開催されました。以来、この基本理念を堅持しながら毎年開催され、今年は第43回を迎えます。本シンポジウムで得られた多くの学術的成果は、英語講演論文集としてWeb公開しております。更に、regular paper または brief noteとして投稿・採択された学術論文は、応用物理学会英文誌:Japanese Journal of Applied Physics (JJAP) のUltrasonic Electronics特集号として毎年収録され、世界的にも高い評価を受けています。また、この学術交流の場を、国内外を問わず、より多くの研究者・技術者に提供するために、講演論文集の英文化、英語口頭セッションの設置等、国際化を進めて参りました。その結果、韓国、台湾、中国、欧米などからの参加者は10%以上を占め、アジアにおける超音波研究発表の場を代表する会議と成長してきました。
2022年は、同志社大学・室町キャンパス・寒梅館(京都府京都市)にて2022年11月7日(月)~9日(水)に開催いたします。これまで以上に多くの皆様に御参加いただき、共に有意義な時間を過ごすことができることを祈念しております。
第43回超音波エレクトロニクスの基礎と応用に関するシンポジウム(USE2022)
運営委員長 水谷 孝一